世界観は美しいが忍耐力が試される【はぐるまのまち】
以前放置ファームをレビューした。今回レビューするゲームは以前レビューした放置ファームの会社G.Gear.incが作ったゲームだ。
はぐるまのまち
はぐるまのまちはシミュレーションタイプの放置ゲームだ。2017年1月にリリース。ダウンロードは無料で、android/iOSどちらにも対応している。
『はぐるまのまち』ちょこっとレビュー
放置ファームと同様UI/UXは結構整っている。正直なところゲームバランスはあまり良くない。
ゲームとしての展開は気になるものの特に序盤の進みが遅いためにやりこむ前にフェードアウトしてしまう人が続出する気がする。
ただ、ゲームの展開は気になるところである。ゲームバランスが悪いが魅力的な部分も多いので残念なゲームである。
はぐるまのまちってどんなゲーム?
ゲームを進める上で課金は特に必要はない。というかない。課金ができない。課金の代わりに動画広告を見る必要がある。
動画広告も20分ごとにしか見られないためリアルマネーの力でガンガン進めることはできない。
動画広告じゃないものは結構鬱陶しい。特にメニュー下の広告と画面切り替え時の広告表示はテンポが悪い。
放置ゲーム経験者向けのチュートリアル
チュートリアルがめちゃくちゃ長いのはそれだけで萎える場合も多い。このはぐるまのまちはチュートリアルはあっさりしている。
あっさりしすぎていて放置ゲーム経験者でも若干迷う可能性は高い。しかし、チュートリアルとは別に丁寧なヘルプが用意されている。
正直ヘルプもチュートリアルで表示した方がいいと思った。
展開は気になるがやり込むのが辛い
序盤の進みがとにかく遅い。ゲームが進むとさらに遅くなる。
このゲームは電力を稼いでまちに投資するのがメインの目的だ。電力の稼ぎ方はタップか施設を建てる2種類ある。
施設の種類はたくさん量があり、ゲームボリュームの多さを感じさせる。施設のアンロックとまちの解放はほぼ比例していたので、施設の数だけまちも成長させることができるはずだ。
序盤の4,5施設解放してまちも成長させたが、ほぼ変わらない。ゲームがどういう展開をしていくのか序盤だけでは全くわからない。
展開と展開までの間も長い。先の展開が面白いのかわからない状態でひたすらタップさせられる。忍耐力が試される。
アニメーションや世界観は作り込まれている
イラストや全体的なデザインはとても好みだった。ハムスターが歯車を回して電力を稼ぐなどのゲームの設定もとても可愛らしい。
ゲームバランスだけよければと本当に悔やまれる。
のんびり焦らずに放置メインでゲームのストーリーを進められる人にはお勧めできるゲームかもしれない。